BRICs辞典 > インド > 〃株式市場へ投資する方法
インドの株式市場は、近年非常に好調です。リスクも多く相場も過熱気味だった中国市場から、インド市場へと世界の投資マネーが矛先を変えてきています(インド株好況の要因について)。日本でも、インド株を対象にした投資信託や「eワラント」などが次々に発売され、インド株ブームが起こりつつあります。ということで、このページでインド株への投資方法を解説していきます。
基本的な会計処理:リースを計算する方法?
インドには23もの証券市場が存在し、上場企業は6000社を超え、時価総額も香港市場に迫ろうかという位にまで拡大してきています。インド最大のムンバイ証券取引所は、1875年の設立で(当時はボンベイ証券取引所)、アジアで最古の歴史を持っています。企業は国際会計基準に沿った会計を行っており、BRICs諸国の中では最も明瞭な経営を行う国であり、安全性が高い市場だといえます。
但し、中国株のように上場企業の銘柄を個別に買うことは、現状では出来ません。日本人がインド株を買うには、ADR(米国預託証券)として米国市場に上場している銘柄を買うか、若しくはインド株を組み入れている投資信託(ファンド)を買うことになります。
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投資信託なら、新生銀行やオリックス証券が扱う「HSBCインドオープン」が、06年5月時点で騰落率約109パーセントを記録、その後6月の世界同時株安で値を下げたものの、執筆時点(06年7/14)でも騰落率80パーセントという高パフォーマンスを見せています。また、日本で初のインド株専門のファンドとして注目された「PCAインド株式オープン」も、騰落率75パーセント超を記録するなど、好調です。またイートレード証券で扱っている「ドイチェ・インド株式ファンド」も、騰落率60パーセントと、インド株の投信は軒並みハイパフォーマンスを見せています。
戦略的な優位性はどのように達成されますか?
今後も各証券会社は、インド株の投資信託に力を入れてくることは間違いありません。インド株投信は、発売直後は人気の為値上がりすることが濃厚です。新しい投信が発売されないか、証券会社の案内メールのチェックは欠かせませんね。
また、楽天証券やSBI証券が扱っている「ADR」という形で、インド企業の個別銘柄を購入する事も出来ます。ADRで買えるのは10銘柄と少ないですが、最近ではインド企業の情報を扱う書籍も多く出版されていますので、株式投資上級者の人は挑戦してみると良いでしょう。リスクは大きいですが、投資信託よりもさらに大きく利益を上げられる可能性があります。
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