それは、寿命があるということです。
この点に関して、無料EAでも有料EAでも変りません。
ここで言う「寿命」とは、EAのロジックがその時の為替相場に合っていて、順調に利益を生み出せる期間のことです。
よく、EAには好調・不調の波があると言われますよね。「寿命がある」というのは、好調期はいつまでも続かないよ、と言っているのです。
ただし、一旦不調になっても、相場が変化すれば再び好調期になって"生き返る"こともあります。
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いずれにしても、「1つのEAだけを運用して継続的に稼ぎ続ける」という夢は、まず実現しません。不調期には運用を止めなければ、破産してしまうかもしれないのです。
それでは、トレーダーはどうすれば良いのでしょうか?
運用中のEAのパフォーマンスが落ちてきたら、「その時点で好調なEA」や「これから好調になりそうなEA」に乗り換えれば良いのです。
常に、"働き盛り"のフレッシュなEAを運用すれば、継続的に稼げる可能性は高くなりますよね。
ところで、非常に重要なポイントですが、EAの寿命って、どれ位の長さだと思いますか?
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もちろん、寿命の長いEAもあれば短いEAもあります。1つのEAでも、寿命が長いときもあれば、短いときもあります。
でも、平均的な寿命の目安はあるのです。
実は、投資システム分析家の山本克二氏が相関分析という手法を用いてFX自動売買システムの寿命を調べたところ、「6ヶ月程度」という結果が得られたんですね。詳細については、次の本を参照してください。
◆ 山本克二著『FX自動売買 ガチンコ投資必勝技』技術評論社
この結果は、何を意味するのでしょうか?
EAの寿命の目安が6ヶ月程度だとすれば、トレーダーは6ヶ月に1回くらいはEAを乗り換えることを覚悟しなければならない、ということです。
危険な企業は、より緩やかな調整率を持っていない理由
場合によっては、1〜2ヶ月で乗り換えなければならないこともあるでしょう。
そして、この現実は有料EAだから関係ないということにはならないのです。数万円〜数十万円のコストで手に入れた有料EAが、平均6ヶ月しか継続運用できなかったら、あなたはどう思いますか。
それなら、無料EAを利用して、何の未練もなく、"旬なEA"に乗り換えていった方が得策ではありませんか。
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